マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ photo/Getty Images
怪我というリスクはどこまでもついてくる
プレミアリーグ第37節でボーンマスを下し、3位に浮上したマンチェスター・シティ。最終節のフラム戦に引き分け、もしくは勝利で来季のCL出場権を獲得することができる。
そんなシティの指揮官であるペップ・グアルディオラ監督だが、勝利したボーンマス戦後に興味深いコメントを残している。『BBC』が報じている。
「私はクラブにそれを(選手層の拡大)望んでいないと言った。5、6人の選手を置き去りにしたくない。そんなのは嫌だ。この状況が続くのであれば私は辞める」
「選考のために5、6人は試合に出られないため、マンチェスターの自宅に留まらなければならない。私はこんな状況を望んでいない」
ペップ監督は以前からスモールスカッドが理想的であると語っており、冬の移籍市場で4選手を獲得し、試合のたびに複数選手がベンチ外になる現状に困惑しているという。
ただ、過密日程が続く状況の中で、ペップ監督が理想とするスモールスカッドはリスクが大きすぎるのかもしれない。実際に今季はロドリを欠いたことで失速しており、それを防ぐためにはスカッドを拡大するしかない。
シティは新戦力としてミランのタイアニ・ラインデルスらの獲得を今夏の移籍市場で目指しているが、果たしてペップ監督が理想とするスモールスカッドが完成するのだろうか。