厳しい状況のアモリム Photo/Getty Images
まだ託すのか
マンチェスター・ユナイテッドは、今季最大の痛恨と言えるヨーロッパリーグ決勝での敗戦を受け、指揮官ルベン・アモリムの去就に注目が集まっている。
UEFAヨーロッパリーグ決勝で、ユナイテッドはトッテナムに0-1で敗北。
アモリムは2024年11月にエリック・テン・ハーグ前監督の後を継ぎ、ここまでリーグ戦わずか6勝、6引き分け、13敗と結果を残せていない。だが『talkSPORT』によれば、ラトクリフ氏はその中でもアモリムの取り組みに一定の評価を与えているという。アモリム自身も「取締役会が許可してくれるなら、この職務を遂行できると確信している。ご覧の通り、私は自分の仕事に自信を持っている」と話しており、自信がある様子だ。
一方、アモリムが退任となった場合の後任候補も浮上しており、最有力とされるのはユヴェントス前監督マッシミリアーノ・アッレグリ。さらに、FAカップ決勝でマンチェスター・シティを破り、評価を高めたクリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナーが続く。ジョゼ・モウリーニョの復帰説も一時取り沙汰されたが、現在はその可能性は低いとされている。
ただし現時点では、「続投」が基本方針と見られており、アモリム自身が辞意を固めた場合のみ、退任という選択肢が現実味を帯びる。最終節のアストン・ヴィラ戦は、ユナイテッドの来季の方向性を占う一戦となるかもしれない。