リヴァプールのダルウィン・ヌニェス photo/Getty Images
今季は先発出場が減少
今シーズンのプレミアリーグで優勝を飾ったリヴァプールだが、好調だったチームとは対照的に遠藤航やハーヴェイ・エリオットなどユルゲン・クロップ前監督の頃と比べて出場機会が大きく減った選手が数人いて、彼らの動向は大きな注目点となっている。
ダルウィン・ヌニェスも不遇をかこった選手の一人だ。
こうした中、スペインメディア『Cadena SER』によれば、アトレティコ・マドリードがヌニェスの獲得に動いていて、同クラブは既にヌニェス本人とは移籍について口頭合意に達したという。スペイン紙『AS』も同様のニュースを報じていて、クラブ間交渉の行方は移籍金で折り合えるかにかかっていると伝えている。
リヴァプールは、2022年6月にベンフィカからヌニェスを獲得した際に総額8500万ユーロ(当時のレートで約121億5000万円)を移籍金として支払っている。そのためリヴァプールの首脳陣はヌニェスを安売りするつもりはないが、アトレティコから4500万ユーロ(約73億1000万円)程度が提示されれば移籍を容認する可能性があるとも『AS』は分析している。
また、ヌニェスをめぐってはアトレティコの他にナポリ、さらにはサウジアラビアのアル・ヒラルも興味を示しているとされる。これらのクラブの今後の動き方も、ヌニェスの去就に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。