エンリケの下でO・デンベレが迎えた全盛期 得点力もアップで頼...の画像はこちら >>

PSGで躍動するデンベレ photo/Getty Images

大人なサッカー選手になった

ドルトムント、バルセロナでプレイしている時も才能は抜群だったが、どこか不安定だったFWウスマン・デンベレ。バルセロナ時代は怪我にも苦しんだが、パリ・サンジェルマンでプレイする現在はフィジカルもメンタルも最高の状態にある。



今季はリーグ・アンで21ゴール6アシストと一気に得点数を増やし、リーグ得点王のタイトルを獲得。チームもリーグを制し、チャンピオンズリーグも決勝に進出している。CL制覇となれば、デンベレにとってキャリア最高のシーズンとなるのは間違いない。

デンベレのポテンシャルを引き出したのは、やはり指揮官ルイス・エンリケだろう。『FIFA公式』にて、デンベレはエンリケへの信頼を語っており、ポジショニングの修正などに磨きをかけてきたようだ。

「この結果はチームの努力によるものだ。僕のゴールやアシストはチームのサポートがあるからなんだ。試合ごとに成長しているし、今季の活躍もチームのおかげだよ。最大の目標はチームタイトルの獲得であり、個人タイトルは単なるボーナスでしかない」

「今がピークかは分からないけど、まだ成長できると思っている。個人もチームもね。それでも今季が良いシーズンなのは確かだし、判断力も格段に向上している。これはポジショニングの修正によるものだ。
監督は当初から僕に信頼を寄せてくれていて、加入する前から電話をくれた。選手としての僕に何を期待しているか伝えてくれたんだ。今はピッチ上でその信頼に応えようとしている」

デンベレも28歳を迎え、随分と大人になった印象だ。今ではチームリーダーの1人であり、1つの全盛期を迎えているのは間違いない。

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