筑波大が今年もジャイアントキリングを達成 photo/Getty Images
大宮にウノゼロ
天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会1回戦が25日までに行われた。
その中で、筑波大がJ2リーグで2位のRB大宮アルディージャと対戦し、1−0でジャイアントキリングを達成した。
筑波大は、昨季はJ1町田を破るなど、これまでにも度々下剋上を成功させており、毎年のように強豪チームを作り上げている。
この試合、前半はその筑波大がボールを保持しゲームを進める。大宮も少ないチャンスをシュートまでつなげるが、先制点を奪うことができない。
すると筑波大は40分に右サイドからのクロスに対し、中に走り込んだ廣井蘭人が絶妙なヘディングシュートを披露。頭で合わせたボールは、ループ気味にゴール左隅に吸い込まれ、先制点となった。
その後、同点に追いつきたい大宮は、後半からメンバー交代で攻勢に出る。61分にオリオラ・サンデーがカットインからのシュートを放ち、68分には藤井一志がゴール正面からシュートを打つも、筑波大GKの好セーブで得点ならず。
72分にも3枚替えを行い、杉本健勇、小島幹敏、泉柊椰と攻撃的なカードを切って勝負に出るが、最後までゴールを割ることができなかった。
固い守備で勝利した筑波大。6月11日に行われる2回戦ではV・ファーレン長崎と対戦する。再びジャイアントキリングなるか注目される。
他にも1回戦では、J2昇格組で快進撃を見せているFC今治が、J3の鹿児島ユナイテッドFCに0-2で敗れ、J2リーグで好調を維持する水戸ホーリーホックも、J3のSC相模原に敗戦している。
クラブワールドカップに出場する浦和を除いたJ1勢は、6月11、18日に行われる2回戦から登場し、決勝は11月22日に東京・国立競技場で開催される。
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