終盤の固め打ちでL・スアレス以来となる“リーグ戦20ゴール”...の画像はこちら >>

アトレティコでプレイするセルロート photo/Getty Images

最終節ジローナ戦でハットトリック

今月10日に行われたラ・リーガ第35節のレアル・ソシエダ戦で4ゴール、そして最終節のジローナ戦でハットトリックと、終盤の固め打ちが目立つものの、アトレティコ・マドリードFWアレクサンダー・セルロートは今季ラ・リーガでの得点数を20ゴールに乗せた。

セルロートは今季よりビジャレアルから加わっているが、開幕直後は思うように結果が出なかった。

アトレティコではアントワーヌ・グリーズマンや新戦力のフリアン・アルバレスもおり、セルロートがスタメンから外れる機会も多かったのだ。

しかし終盤の固め打ちにより、セルロートはチームトップとなるリーグ戦20ゴールで今季を終えた。アトレティコの選手がリーグ戦で20ゴール以上を記録するのは、2020-21シーズンのルイス・スアレス(21ゴール)以来のことだ。

しかもセルロートはプレイタイムが少なかったこともあり、78分に1ゴールという驚異的なペースでネットを揺らしたことになる。当時のスアレスは120分に1ゴールのペースだったため、セルロートのペースはかなり印象的だ。

アルバレスも今季見事な活躍を披露していて、セルロートも終盤に調子を上げてくれたのは心強い。バルセロナ、レアル・マドリードの2強に食らいつくのは簡単ではないが、アルバレスの残留を確実なものとし、セルロートも来季さらに好成績を残せれば面白くなってくる。

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