ナポリの優勝に貢献したザンボ・アンギサ photo/Getty Images
マクトミネイの背後で巧みにバランスを取った
今季のセリエAを制したナポリでは、マンチェスター・ユナイテッドから加わったMFスコット・マクトミネイの大活躍が話題を呼んだ。攻守両面でナポリの中盤に欠かせぬ戦力となり、マクトミネイの存在がナポリの優勝に繋がったのは間違いない。
しかし、中盤で輝きを放ったのはマクトミネイだけではない。前回の2022-23シーズンのスクデットに続き、忘れてはならないのがMFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサの貢献だ。
29歳のザンボ・アンギサは、2021年よりナポリでプレイしてきた。2022-23シーズンの優勝時も主力で、当時はリーグ戦36試合で3ゴール5アシストの成績を残している。
今季はマクトミネイが高い位置を取ることが多かったが、その背後でバランスを取ったザンボ・アンギサの貢献も見逃せない。長いリーチを活かしたダイナミックなプレイはナポリの中盤に欠かせぬもので、もっと称賛されるべき選手だろう。
しかも今季は前回優勝時を上回る6ゴール4アシストの成績を残していて、前回のスクデットから更なる成長を見せた数少ない選手の1人と言える。