カンファレンスリーグを制したチェルシー photo/Getty Images
来季はCLでの戦い
28日にUEFAカンファレンスリーグ決勝でレアル・ベティスと対戦したチェルシーは先制される嫌な立ち上がりではあったが、その後の4ゴールで華麗に逆転。トロフィーを掲げて今季の戦いを締め括った。
トッド・ベーリー氏がオーナーになって以降のチェルシーは補強にかなりの資金を投じており、本来はチャンピオンズリーグの上位進出を争うべきクラブだ。欧州第3のコンペティションであるカンファレンスリーグの戦いに満足しているわけにはいかないが、ひとまず前評判通りカンファレンスリーグを制したことを喜ぶべきだろう。
『ESPN』はこのトロフィー獲得がチェルシー新時代の幕開けになるのではないかと期待をかけており、指揮官エンツォ・マレスカも優勝後にはこれが出発点になればと語っていた。
「これが出発点になればいいと思う。勝利のメンタリティを育むには、試合に勝つこと、大会に勝つことが不可欠だからね。今回勝ち取ったトロフィーは、間違いなく我々を強くしてくれる。同時にプレミアリーグでの歩みも誇りに思っている。個人的にプレミアは世界で1番難しいコンペティションであり、38試合を通して安定したパフォーマンスを見せる必要がある。選手たちはそのために頑張ってくれたと思う」
ベティス戦ではMFコール・パルマーが2アシストでチームの逆転を呼び込んでいて、パルマーの活躍で優勝を掴んだというのも大きい。パルマーはチェルシー新時代の顔となるべき特別な選手であり、パルマーの活躍で締め括れたのは最高の形と言える。
リーグでも4位に入り、来季はCLでの戦いだ。同メディアも勢いは増していると期待をかけており、今季は収穫の多いシーズンとなったのではないか。

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