マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデス photo/Getty Images
ユナイテッドの決断は
スポルティングCPからの加入以降、マンチェスター・ユナイテッドでは290試合に出場して98ゴール87アシストを記録しているブルーノ・フェルナンデス。
今のチームには欠かせない存在となっているが、今夏には移籍の可能性が浮上している。
『Mirror』ではクラブOBであるポール・スコールズ氏が今回の件に言及し、「ユナイテッドはノーとは言えないだろう」と持論を展開した。
「彼ら(アル・ヒラル)はブルーノを1億ポンドで獲得しようとしている。それに対し、マンチェスター・ユナイテッドはノーとは言えないだろう」
ユナイテッドはELファイナルに敗れたことで、来季のCL出場権を逃している。PSRの規則を遵守するためには主力の放出が必須といわれており、ここで1億ポンドの収入があれば、クラブの財政としては嬉しいだろう。
しかし、ブルーノはチームの中心選手であり、彼が不在となれば、さらなる安定感の低下が予想される。特に攻撃面での彼の貢献度は高く、移籍となればルベン・アモリム監督はさらに頭を抱えることになるだろう。
スコールズ氏はブルーノ放出に賛成派であり、その理由の1つがアモリム体制での起用法にある。
「彼(ブルーノ)が素晴らしい活躍をし、チームをけん引していることは知っている。しかし、彼のポジションは10番なのか、それとも守備的MFなのかはっきりしていない」
「彼はシステム全体を混乱させてしまっている。なぜなら彼にピッタリなポジションがないからだ。