PSGの中盤をコントロールするヴィティーニャ photo/Getty Images
決勝でも圧巻の存在感
5月31日にチャンピオンズリーグ決勝でインテルを5-0と粉砕し、欧州の頂点に立ったパリ・サンジェルマン。
そのPSGでシーズンを通して中盤をコントロールし続けたのがポルトガル代表MFヴィティーニャだ。
的確に相手のプレスをかわしてボールを受け、相手に寄せられても高いテクニックで密集を突破できる。かつてマンチェスター・ユナイテッドなどでプレイした解説のオーウェン・ハーグリーブス氏は、その姿をレアル・マドリードで活躍を続けてきたMFルカ・モドリッチと重ねている。
「ヴィティーニャを見て誰を思い出すか。モドリッチだ。モドリッチは世界で最も偉大な選手の1人だと思うし、これ以上の評価はないよ。ヴィティーニャはモドリッチのように相手をすり抜けていくのが上手い。あれを止めるのは難しいね」(『Daily Post』より)。
タイプが全く同じというわけではないが、的確な比較かもしれない。相手とのフィジカルコンタクトを避けるのも上手く、PSGのゲームコントロールに欠かせない名手となっている。