アーセナル移籍が囁かれるシェシュコ Photo/Getty Images
スカウト部長のヴィヴェルかカギか
現在、ストライカーの獲得に動いているとされるアーセナル。プレミアリーグでは3季連続の2位に終わっており、得点力のあるストライカーこそがタイトル獲得の最後のピースであると言われている。
アーセナルのターゲットはスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ、またはライプツィヒのベンヤミン・シェシュコだ。ライプツィヒは約7500万ポンドでシェシュコを放出する用意があるとされ、アーセナルやユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブが興味を示しているという。
獲得のポールポジションにいるのはアーセナルだとされる。しかし英『Mirror』は、ある“秘密兵器”の影響によってシェシュコがアーセナルよりもマンUを選ぶ可能性があると伝えた。
その”秘密兵器”とは、マンUのスカウト部長であるクリストファー・ヴィヴェルの存在だ。『Bild』によると、ヴィヴェルはザルツブルクのスカウト時代にシェシュコの発掘に貢献し、親密な関係を築いている。これがシェシュコにとってプラスの材料になる可能性があるという。ヴィヴェルは4月に、シェシュコをマンUに誘ったとの話もある。
プレミアリーグを15位で終え、来季の欧州大会への出場を逃したにもかかわらず、マンUのCEOオマール・ベラダ氏は移籍市場でルベン・アモリム監督を支援する用意があると主張したことも同紙は報じている。端からみれば来季のCL出場権を保持し、リーグでの競争力も高いアーセナル移籍のほうにメリットがありそうだが、選手にとっては自分がプレイしやすい環境かどうかが非常に大事なポイントであるのは確かだ。資金さえ用意できるなら、アーセナルよりもマンUを選ぶとなっても不思議なことではない。
得点力のあるストライカーの加入が必要なのはマンUも同じ。