デ・ラ・フエンテ監督の下で成功を収めているスペイン photo/Getty Images
ネーションズリーグ準決勝で激突
パリ・サンジェルマンの優勝で今季のチャンピオンズリーグも幕を閉じ、欧州トップリーグの戦いも終わりを迎えた。
しかし、トップ選手にはまだまだ忙しい時期が続く。
どちらもビッグカードだが、特にスペインVSフランスの一戦は見応えたっぷりか。フランスにはCLを制覇したばかりのPSGからFWウスマン・デンベレ、デジレ・ドゥエ、ブラッドリー・バルコラら5名が選ばれていて、他にもレアル・マドリードFWキリアン・ムバッペやバイエルンFWマイケル・オリーセ、リヴァプールDFイブラヒマ・コナテなどタレントは抜群だ。
一方のスペインは今季の国内を支配したバルセロナ組が好調で、FWラミン・ヤマルを筆頭にMFフェルミン・ロペス、ガビ、ペドリ、ダニ・オルモ、DFパウ・クバルシが招集を受けている。レアルへの移籍が決まったDFディーン・ハイセンもメンバーに入っていて、何よりスペインはEURO2024王者だ。若手の躍進を含め、今スペインサッカー界は勢いに乗っている。
仏『Foot Mercato』によると、フランス代表を指揮するディディエ・デシャンはスペインを現世界最強のチームに挙げている。
「おそらくスペインが世界最高のチームだろう。彼らが成し遂げたことを見ればね。欧州、そして世界全体でもだ。彼らは前回のネーションズリーグを制してもいるしね」
両チームとも来年の2026ワールドカップ北中米大会で優勝候補にも挙げられていて、今回の一戦も見逃せない。