トッテナムで思うようなシーズンを過ごせなかったヴェルナー photo/Getty Images
今季は存在感薄く
プレミアリーグの方は17位と大苦戦のシーズンだったが、ヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを撃破してトロフィーを手にしたトッテナム。リーグの成績は大問題だが、ひとまずELのタイトル獲得はポジティブだ。
今回のEL制覇により、CLとEL両方の優勝を経験することになったのがFWティモ・ヴェルナーだ。チェルシーでプレイしていた2020-21シーズンにはCLを制し、今季はトッテナムの一員としてEL制覇だ。
EL決勝後には自身のInstagramでメダルと一緒に写った写真とともに、「言ったとおり、タイトルを獲得するためにここへきた」と投稿していた。
ただ、この投稿には様々なコメントが寄せられた。純粋に優勝を祝うコメントもあれば、今季の個人成績から「彼はまるで何か成し遂げたかのように振る舞っている」などと厳しいコメントもあった。
今季のヴェルナーはハムストリングを傷めていた時期が長く、ELも決勝トーナメントに入ってからは1試合も出場していない。決勝のマンU戦もベンチ外だった。
今季はリーグ戦でも18試合に出場して0ゴール、ELはリーグフェーズ5試合で0ゴールとなっていて、カラバオ杯・4回戦のマンチェスター・シティ戦で決めた1点が唯一のゴールという厳しいシーズンだった。
ヴェルナーはライプツィヒからレンタルで加わっていたが、それも満了だ。個人的に今季は厳しいシーズンとなったが、来季再び輝きを取り戻せるのか。