30歳迎えたキミッヒはドイツのリーダーに photo/Getty Images
今では頼れる精神的支柱に
マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、トニ・クロースといった2014ワールドカップ優勝経験者たちが代表を離れ、ドイツ代表は新世代へと移行しつつある。
当時のドイツはフィリップ・ラームやバスティアン・シュバインシュタイガーなど、他にもリーダーシップある選手が多かったが、偉大なる先輩たちに続く存在と期待されるのがバイエルンMFジョシュア・キミッヒだ。
キミッヒもクラブ&代表での経験値は抜群で、代表キャップ数は99試合を数える。昨年9月からは代表のキャプテンも任されており、今では頼れる精神的支柱でもある。今月はUEFAネーションズリーグ準決勝でポルトガル代表と対戦する予定で、このゲームでキミッヒは代表通算100試合出場を達成する見込みだ。
独『Kicker』によると、その一戦を前にキミッヒは代表での心構えを口にしている。やはり代表のキャプテンマークには特別な思いがあるようだ。
「子供の頃からドイツ代表でプレイすることを夢見てきたけど、キャプテンになることなんて考えたこともなかったし、目指してもいなかった。それまでは、キャプテンになったところで何も変わらないと思っていたんだ。でも実際にキャプテンになると、このポジションは特別なんだと感じるようになった。責任はピッチに外にまで及ぶ。とても誇りに思うし、栄誉だ」
ノイアーやクロースらの世代に続くのは簡単なことではないが、キミッヒは2026ワールドカップへチームをまとめていけるだろうか。

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