現在はフリーのモドリッチ Photo/Getty Images
新たなスタート
ACミランがルカ・モドリッチの獲得に迫っていると、ジャーナリストのディ・マルツィオが報じている。39歳となったクロアチア代表MFは今夏、レアル・マドリードを退団し、世界中の複数クラブからオファーを受けていたが、去就を即断せずに熟考を重ねていた。
ミランは今夏からクラブのフットボールディレクターに就任したイグリ・ターレ氏の下で補強方針を大きく転換。その中で、ターレ氏が夢見る補強として名前を挙げたのがモドリッチであり、クラブ内の初期の内部会議でもその存在は真剣に議論されていたという。
ベテランMFは豊富な経験と類稀な技術で中盤の軸としての働きが期待されており、ズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が去った後のロッカールームにおける精神的支柱としても高く評価されている。
同氏によれば、ミランは早ければ明日にもモドリッチの獲得を正式決定する見通しで、交渉は最終局面に入っている模様。選手側もセリエAへの挑戦を前向きに捉えており、ターレ新体制における“初のビッグディール”として、モドリッチ加入が実現する可能性は極めて高いと見られている。