ポルトガル代表でのプレイを続けるC・ロナウド photo/Getty Images
R・マルティネスは全幅の信頼を置いている
アル・ナスルでのリーグ制覇は実現していないが、今季もサウジアラビア国内リーグで25ゴールを挙げて得点王に輝いたFWクリスティアーノ・ロナウド。
サウジアラビアでも得点力を発揮しているのは見事だが、問題はポルトガル代表での立ち位置だ。
40歳を迎えているロナウドには衰えを心配する声もあるが、マルティネス体制で一定の結果が出ているのは確かだ。マルティネス体制でのロナウドは21試合に出場して17ゴールを奪っていて、無得点に終わったEURO2024を除けば成績は悪くない。また、マルティネス体制ではチーム全体でも1試合平均2.57ゴールを奪えていて、こちらも悪くない。
ポルトガルはUEFAネーションズリーグで準決勝まで進んでいるが、ロナウドはグループステージで5ゴールを挙げるなど結果を出してきた。4日にはネーションズリーグ準決勝でドイツ代表と対戦する予定だが、やはり最前線はロナウドだろう。
リヴァプールFWディオゴ・ジョタ、パリ・サンジェルマンFWゴンサロ・ラモスもいるが、両者ともクラブでそこまで印象的な結果を残しているわけではない。全体的にタレントは揃っているが、センターフォワードはやや手薄なのだ。
現状はロナウドに頼るしかなさそうだが、ロナウドは2026ワールドカップでチームを高みへ導けるのか。来年のワールドカップでもポルトガル代表の中心にロナウドがいるのは間違いなさそうだ。