世界最速でW杯出場権を獲得した日本代表 Photo/Getty Images
1番の見どころはグループCの2位争い
昨年9月に始まったワールドカップ北中米大会アジア最終予選も、この6月の2試合をもって全日程が終了する。ここからはワールドカップにストレートインで出場する国、10月に行われる4次予選(プレイオフ)に進出する国、予選敗退国とそれぞれ決まっていくこととなるが、各グループのここまでの現状、これからの展望を今一度整理しておきたい。
グループA
イランが首位を独走するグループA。ここまで6勝2分負け無しの強さで2位以下のチームを寄せ付けないイランは、前回の3月シリーズにて2位のウズベキスタンと直接対決。この試合で引き分けたことにより4大会連続7度目の本大会出場を決めた。その2位ウズベキスタンも今予選では好調で、ここまで5勝2分1敗の勝ち点17、3位のUAEとは勝ち点差が4ポイント開いている状況だ。ウズベキスタンは5日にアウェイでUAEと直接対決を行い、この試合で引き分け以上で初の本大会出場権を獲得できる。よほどのことがない限りウズベキスタンのW杯出場が濃厚とされているが、この試合で仮に敗れると状況は少し変わる。その場合は勝ち点差が1ポイントに縮まること、そして下位争いに巻き込まれる可能性があるからだ。10日の最終節ではウズベキスタンはホームでカタール、UAEはアウェイでキルギスと対戦する。現状ウズベキスタンとUAEの2カ国が2位に入る可能性が残っており、4位カタール、5位キルギスは消滅。しかしカタールが下手をすればプレイオフにも行けないという可能性があり、最後の最後までどうなるか分からないという展開も考えられる。ウズベキスタンとしては、次のUAE戦で難なく本大会出場を決めたいところだろう。
グループB
ここまで4勝4分勝ち点16の韓国。
グループC
首位の日本が圧倒的な強さを見せつけたグループC。日本は3月のバーレーン戦で勝利したことで世界最速で本大会出場権を獲得した。現状もう一つの枠が決まっておらず、2位のオーストラリア、3位のサウジアラビアが争う構図となっている。特にオーストラリアはこの6月が最大の山場となっており、5日にホームで日本、10日にアウェイでサウジアラビアと対戦する。最終節のオーストラリアvsサウジアラビアはこのグループ、アジア予選最大の見どころとされており、勝った方が出場権を獲得できる非常に面白いゲームになることが予想される。
果たしてどのチームがワールドカップ本戦へ、4次予選へと進出するのか注目が集まる。
【グループA】
1.イラン (20/+9)
2.ウズベキスタン (17/+4)
3.UAE (13/+7)
4.カタール (10/-5)
5.キルギス (6/-6)
6.北朝鮮 (2/-9)※敗退が決定
6月5日
UAEvsウズベキスタン
北朝鮮vsキルギス
カタールvsイラン
6月10日
キルギスvsUAE
ウズベキスタンvsカタール
イランvs北朝鮮
【グループB】
1.韓国 (16/+7)
2.ヨルダン (13/+6)
3.イラク (12/+1)
4.オマーン (10/-2)
5.パレスチナ (6/ -5)
6.クウェート (5/ -7)
6月5日
オマーンvsヨルダン
クウェートvsパレスチナ
イラクvs韓国
6月10日
韓国vsクウェート
パレスチナvsオマーン
ヨルダンvsイラク
【グループC】
1.日本 (20/+22)
2.オーストラリア (13/+7)
3.サウジアラビア (10/-2)
4.インドネシア (9/-6)
5.バーレーン (6/-8)
6.中国 (6/-13)
6月5日
オーストラリアvs日本
インドネシアvs中国
バーレーンvsサウジアラビア
6月10日
日本vsインドネシア
中国vsバーレーン
サウジアラビアvsオーストラリア

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