今季イプスウィッチでブレイク果たしたデラップ photo/Getty Images
楽しみな組み合わせに
今シーズン、イプスウィッチでリーグ戦37試合に出場し、12ゴールを決めたFWリアム・デラップ(22)。マンチェスター・シティを離れて飛躍の1年を過ごし、次のステップアップ先が注目されていた。
マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルなど多くのクラブがデラップの獲得を狙っていたが、若きストライカーは最終的にチェルシーへの移籍が決まった。そんななか、英『Sky Sports』はデラップの加入はパルマーの力をより引き出すかもしれないと伝えている。
デラップとパルマーはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2人はアカデミー時代に素晴らしいコンビネーションを発揮していたようだ。U-18時代からデラップとパルマーの2人が一緒にプレイした試合は代表戦も合わせると、公式戦33試合戦っているが、その間の成績はなんと28勝2敗だという。
チェルシーでもこの2人の連携に期待高まるが、アカデミー時代に2人を指導していた元シティのコーチ、ブライアン・バリー・マーフィー氏はデラップとパルマーの関係性を次のように語った。
「彼らがとても結びついているのは、一方が他方を助け合う能力があるからだと思う。コールが最近、前線でプレイし、表現力豊かでアグレッシブになりたいと語っていたことをご存知だろう。リアムはそうした動きを喜んでやってくれる選手だ」
「シティでは、コールが必ず見つけてくれるから、リアムが走り込まない理由はない、といつも話していた。エンツォ・マレスカ監督の下でそれがどのように現れるのか、非常に興味深いところだ」
ニコラス・ジャクソンとのコンビも称賛されてきたパルマーだが、デラップとであればより阿吽の呼吸でプレイできるのではないかと語ったマーフィー氏。マレスカ監督もシティでの指導経験があり、この2人のコンビネーションをよく知っているに違いない。
将来的にはイングランド代表でもホットラインになる可能性がある2人だが、どのようなコンビになるのか楽しみだ。