今季はチェルシーにレンタルで加入していたサンチョ photo/Getty Images
チェルシーは買取を回避した
ボルシア・ドルトムントで頭角を現し、2021年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したジェイドン・サンチョだが、前政権の指揮官であるエリック・テン・ハーグ監督との関係性悪化から現在までユナイテッドを離れてプレイしている。
24-25シーズンはプレミアリーグのライバルであるチェルシーにレンタルで加わり、リーグ戦では31試合に出場、3ゴール4アシストの数字を残した。
チェルシーとユナイテッド間での契約にはサンチョの買取義務が存在していたが、チェルシーは500万ポンド支払うことでこれを回避。サンチョのユナイテッド復帰が決まった。
チェルシーの指揮官であるエンツォ・マレスカ監督はサンチョを高く評価していたが、週給30万ポンドという高給が足を引っ張ったとみられている。
サンチョはこれでユナイテッドに復帰することになるが、『Mirror』によると、クラブは同選手の復帰を歓迎しておらず、売却を検討しているようだ。
そこで獲得に手を挙げているのが、アル・ヒラルらサウジ・プロリーグのクラブたちだ。ユナイテッドはサンチョのチェルシー移籍で得られるはずだった2500万ポンドの移籍金を求めており、サウジアラビアのクラブであれば簡単に出せる金額といえる。