練習で存在感を見せた長友 photo/Getty Images
次戦が最終節
サッカー日本代表が、10日に行われる26年W杯アジア最終予選の最終節インドネシア戦に向けた練習を公開。DF長友佑都は、吉田麻也が持つW杯予選最多出場記録に並ぶ43試合目の出場へ意欲を見せた。
有料公開で2000人を越えるファンが集まる中、長友はいつものようにムードメーカーとして存在感を発揮した。パス回しでは誰よりも声を上げ「もっと速いパスをくれよ」とコミュニケーションを積極的にはかり、シュート練習でゴールを決めると、両耳に手を当てるゴールパフォーマンスでファンを喜ばせ、練習のムードを終始盛り立てた。
そんな長友は代表への想いを「この日の丸、日本代表という名誉を授かっている。サッカー人生は短く、僕にとっては儚く尊い部分がある」と熱く語り「どんな役割でも今の自分ができることを、日本代表のためにやりたい。あきらめない。選手として絶対ピッチに立つという強い気持ちで貢献をしたい」と言葉に力を込めた。
今予選で一度も出場機会がなくベンチ外が続く長友だが、守備陣に故障者が出ており最終節でようやくチャンスが巡ってくる可能性がある。最多タイ43試合目の出場なるか注目だ。