セリエA02-03シーズン得点王のヴィエリ氏 photo/Getty Images
インザーギ監督の退団にも言及
インテルで全盛期を迎え、得点を量産したクリスチャン・ヴィエリ氏が、古巣のCL決勝での大敗について「失敗に終わったわけではない」との思いを明らかにした。
『FC Inter News』によると、ヴィエリ氏は、その決勝でインテルがパリ・サンジェルマンに0−5で敗戦したことについて「確かにインテルのプレイはひどいものだった」と前置きしつつも「でもCL制覇を常に目標としていて、3年間で2度の決勝進出は素晴らしい。
さらにクラブを率いたシモーネ・インザーギ前監督についても言及。「彼が去ったのは残念。もちろんもっと活躍できたはず。スクデット獲得もあと一歩だった。こんなに短期間で2度のCL決勝に進出するのは、偶然ではない」と躍進に導いた実績を強調した。
近年、プレミアリーグやラ・リーガ勢がCLで台頭する中、セリエAのクラブとして世界最高峰の実力を示し続けているインテル。イタリアサッカー界のレジェンドであるヴィエリ氏が認めるような活躍を、今後も期待したい。