クリスタル・パレスでプレイするマテタ photo/Getty Images
今季は17ゴール
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスはフランス代表FWジャン・フィリップ・マテタと新契約締結に向けて交渉を始めたようだ。英『Sky Sports』が報じている。
現在27歳のマテタは2021年冬に当初は買取義務つきのレンタル移籍にてパレスに加入。翌年には完全移籍という運びとなったが、ここ数年はプレミアリーグ屈指のストライカーとして存在感を発揮しており、特にオリヴァー・グラスナー政権での活躍は圧巻だ。
グラスナー監督は昨年2月にパレスの監督に就任したが、マテタは2月末からリーグ戦で得点を量産しており、終盤の12試合で13ゴールをマークした。そして今シーズンはリーグ戦では37試合で14ゴール、公式戦全体では46試合で17ゴールをマークし、FAカップ優勝にも貢献した。
そんなマテタは多くのクラブから狙われており、今夏の去就が注目されていた。ユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブのターゲットとして挙げられているが、パレスは流出阻止に向けた新契約を準備している模様。現行契約は2027年6月までとなっているが、パレスは残留を熱望し、今夏売却する意思はないという。
英『BBC』によれば、パレスとマテタの交渉は進んでおり、完全ではないものの合意に近づきつつあるようだ。昨夏にはマイケル・オリーセを手放し、他にもエベレチ・エゼやマーク・グエーイといった主力の去就が心配されるなか、マテタの残留はクラブにとっても大きいだろう。