昨年もブラジルで大会を開催したK-1 photo/Getty Images
最終的には日本のリングへ集結
立ち技格闘技イベント「K-1」が、2025年内にブラジル国内で2大会、米テキサス州で1大会、計3大会を開催すると発表した。
一つ目の大会は、6月28日にブラジル・パラナ州クリチバにて行われる「K-1 WORLD MAX 2025 –70KG 南米ラウンド」だ。
二つ目の大会は、10月4日に同国・ブラジリアで開かれる「K-1 WORLD GP ヘビー級 南米予選」。K-1は昨年にも、18年ぶりにブラジル大会を開催しており、そこで優勝したアリエル・マチャドがその後に東京開催のK-1 WORLD GP無差別級トーナメントも制覇し、飛躍を遂げた。
ブラジルでの2大会は、運営する株式会社M-1スポーツメディアと南米の格闘技プロモーションWGPキックボクシングとの共催となる。
そしてもう一つは、7月26日にアメリカ・テキサス州フォートワースで実施することが決定した『K-1 CHALLENGE:フォートワース』。こちらもK-1と地元の格闘技プロモーション2社と共同開催される。
同大会はアメリカ南部、南西部からアマチュアデビュー戦を迎える選手や、経験豊富なベテラン選手まで注目選手が参戦する。以前も共同開催した「Road to Tokyo」のように、将来的には地域リーグ、全米予選と展開し、最終的には東京で行われるK-1 WORLD GPへ繋げ、米国トップクラスの強豪ファイターを日本のリングに集結させる狙いだ。
今後、格闘技が盛んな2国から、どんな逸材が発掘できるか注目だ。