次期監督候補のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏 photo/Getty Images
往年の名選手
イタリア代表が監督人事で揺れている。同国代表は、9日(現地時間)に行われたFIFAワールドカップ2026欧州予選でモルドバ代表と対戦し、2-0で勝利した。
新指揮官の候補として、クラウディオ・ラニエリ氏、ステファノ・ピオリ氏の名前が挙がった。しかしラニエリ氏は早々に辞退を表明し、ピオリ氏もフィオレンティーナからのオファーに心が傾いているためイタリアサッカー協会からの要請に応じる可能性は低いと見られている。
こうした中、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディマツィオ氏は『X』の公式アカウント上で、協会内ではファビオ・カンナバーロ氏やダニエレ・デ・ロッシ氏らもリストアップされているが、首脳陣の中での本命はジェンナーロ・ガットゥーゾ氏であると投稿した。
ガットゥーゾ氏は、現役時代はACミランやイタリア代表で守備的ミッドフィールダーとして活躍。その闘志あふれるプレイスタイルから『闘犬』と呼ばれた。2013年に現役を引退してからは指導者の道に進み、これまでパレルモやミラン、ナポリなどで監督を歴任。ナポリでは2019-20シーズンにコッパ・イタリアを制している。
果たしてイタリアサッカー協会は、往年の名選手であるガットゥーゾ氏に指揮を託すことになるのだろうか。