ハーランド、ウーデゴーらノルウェーは今回こそW杯の舞台に届く...の画像はこちら >>

ノルウェー代表のエース・ハーランド photo/Getty Images

過去の予選は怪我で欠場する期間があった

2026ワールドカップ欧州予選で開幕から話題を呼んでいるのがグループIだ。ここではイタリア代表がいきなり躓いていて、そのイタリアの強烈ライバルとなりそうなのがノルウェー代表だ。



ノルウェーは6日にイタリアを3-0で粉砕し、続くエストニア戦にも1-0で勝利。これで無傷のグループ4連勝となり、イタリアにプレッシャーをかけている。

欧州予選は各グループの1位がワールドカップ出場権を獲得し、2位はプレイオフへ回ることになる。このグループIはノルウェーとイタリアの首位争いとなる可能性が高いだろう。

スペイン『SPORT』が注目しているのは、やはりノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだ。ハーランドは今月のイタリア戦、エストニア戦でも1ゴールずつ決めていて、これで代表通算42戦41ゴールだ。

驚異的なペースでネットを揺らしているが、ハーランドは過去のワールドカップ予選、EURO予選で苦い思いを味わっている。出場するたびに結果を出してきたのだが、過去の欧州予選では怪我でフル稼働することが出来なかったのだ。

EURO2020予選は怪我で4試合、2022ワールドカップ予選も怪我で4試合、EURO2024予選は3試合を欠場していて、チームも予選突破を果たせなかった。

ハーランドが欠場した上記のゲームのうち、ノルウェーが勝ったのは3試合のみ。そのうち2試合はマルタ、フェロー諸島の格下相手であり、ノルウェーはハーランド不在では強豪と戦えない。

今回の欧州予選はここまで全4試合に出場し、全てのゲームで1ゴールずつ決めている。
アトレティコ・マドリード所属FWアレクサンデル・セルロート、ライプツィヒFWアントニオ・ヌサ、司令塔のアーセナルMFマルティン・ウーデゴーなど攻撃陣は他にもタレントが揃っており、彼らをベースにハーランドがフル稼働できればワールドカップ出場が見えてくるはず。

世界のサッカーファンもハーランドらを擁するノルウェーを本大会で見たいはずだが、グループIを勝ち抜けるか。

編集部おすすめ