日本代表FW上田綺世 photo/Getty Images
優勝を目指す日本代表
10日に行われたインドネシア戦で2026年ワールドカップ北中米大会アジア最終予選を終えた日本代表。
最後の試合を6-0の快勝で終え、最終予選は7勝2分1敗でグループCの首位でフィニッシュ。
そんななか、米『ESPN』はアジア最終予選を振り返っており、最終予選で印象に残った選手を紹介。アジアサッカーに精通するガブリエル・タン記者が選んだのは森保ジャパンのストライカー、上田綺世だ。
「彼は特に『目立った』選手ではないが、日本代表がW杯におけるアジアの最大の希望と広く見なされていることを考えると、上田綺世はサムライブルーの3-4-2-1システムにおける唯一のストライカーとして着実に力を付けている」
「上田は単にゴールを決めるだけではなく、エールディヴィジでフェイエノールトと共に素晴らしいパフォーマンスを続けている。このことを考えると、26歳の彼は2026年末までに世界的なスーパースターになる可能性を秘めている」
「三笘、鎌田大地、堂安律といった選手はゴールを決めるのに慣れているが、上田は2026年のW杯で日本の運命を左右する可能性がある。特に、予選で8得点を挙げながらも、さらに大きな可能性を秘めていることを示したことから、その可能性は高いと言えるだろう」
今シーズン、上田はフェイエノールトで公式戦31試合に出場し、9ゴール1アシストを記録した。怪我での離脱期間も長かったが、確かな成長を見せており、レジェンドストライカーであるロビン・ファン・ペルシー監督の下でのさらなる進化が期待されている。
今の日本代表はタレントが豊富で、歴代最高クラスとの呼び声も高い。その分2026年のW杯への期待も大きいが、歴史を変えられるか、注目だ。