インテル・マイアミでプレイするスアレス photo/Getty Images
32チームによる戦いが幕を開ける
日本時間の15日に開幕を控えているクラブW杯。今年からフォーマットが変わり、32チームが今大会に参加し、日本からは浦和レッズが参戦する。
やはり、注目を集めるのはレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)、バイエルン、マンチェスター・シティといったヨーロッパ組となるが、インテル・マイアミに所属する元バルセロナのストライカー、ルイス・スアレスは番狂せへの意気込みを語った。シーズンを終えたばかりのヨーロッパ組には疲労が溜まっており、付け入る隙があるとの考えだ。
「クラブの構造や選手構成からして、ヨーロッパのクラブの方が組織化されているのは明らかだ。また、彼らは長いシーズンを経てここにやってくることも忘れてはいけない。彼らにとってシーズンはますます長くなっている。多くのトーナメントに出場しなければならず、おそらくは疲労も蓄積しているだろう」
「しかし、選手たちは常にアトレティコ・マドリードやパリといった、これまでタイトルを獲得してきたチームと対戦したいと思っているだろう。マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、ユヴェントス、インテル、バイエルンなど非常に強いチームばかりだが、予想外の結果になることもあると思う。我々が予想外の結果を出すことを望むが、それがどれほど難しいかはわかっているよ」(『The Athletic』より)
スアレスが言うようにヨーロッパ組はシーズンを終えたばかりであり、代表に参加していた選手らはほぼ休みなくクラブW杯を迎える。さらにインテルやレアルといったクラブは新指揮官の下で挑む最初の大会となり、選手層に差があってもジャイアントキリングを起こせるチャンスはあるだろう。
「クラブワールドカップでプレイできるこの機会を楽しまなければならない」とも語ったスアレス。リオネル・メッシやスアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバら元バルセロナ組を擁するインテル・マイアミは今大会の注目クラブであり、期待も寄せられている。
そのインテル・マイアミとアフリカ屈指の強豪であるアル・アハリの一戦で幕を開けるクラブW杯。