セリエA屈指のストライカー、ルックマン photo/Getty Images
アタランタは約100億円を要求
ナポリはアタランタでプレイするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)の獲得に本腰を入れる可能性があるようだ。
今シーズン、公式戦40試合で20ゴール7アシストを記録したストライカーは今夏の移籍市場での動きが注目されており、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルらが興味を示していると報じられていたことからプレミア復帰の噂が浮上していた。
そんななか、伊『La Gazzetta dello Sport』によると、今シーズンスクデットを獲得したナポリは今夏ルックマンの獲得へ全力を尽くす姿勢だという。すでにマンチェスター・シティを退団したケビン・デ・ブライネをチームへ迎え入れるなど戦力アップに注力するナポリは9番、さらにウイングでもプレイできるルックマンを次のトップターゲットにしている模様。
リーグ屈指のストライカー確保にナポリは5000万ユーロ(約83億円)のオファーを準備しているようだが、アタランタ側は6000万ユーロ(約100億円)を要求しているとのこと。イヴァン・ユリッチ新監督も同選手の残留を望んでいることから、アタランタはこの金額を下げるつもりはないという。
ナポリは今後数日で方針を明らかにし、値引き交渉をしながらルックマン獲得へ本腰を入れる予定のようだ。ルックマンを狙うクラブは多いが、アントニオ・コンテ監督やルカク、マクトミネイ、デ・ブライネといった存在が同選手を惹きつける要因になるとも同メディアは伝えている。
ルックマンを獲得できれば、セリエA2連覇、さらにはCLに挑むナポリにとって大きな後押しとなるが、果たして。