ミランでもインパクト残せなかったJ・フェリックス photo/Getty Images
チェルシーから移籍できるか
チェルシーに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)は再びキャリアの岐路に立たされている。
ベンフィカでプロデビュー果たしたポルトガルの逸材は2019年にアトレティコ・マドリードに1億2900万ユーロもの移籍金で移籍。
クラブW杯のメンバーからも外れ、チェルシーがわずか1年での売却へ動こうとしているなか、フェリックスの新天地として有力視されていたのが古巣ベンフィカへの復帰だ。チェルシーは少なくとも2100万ポンド(約41億円)のオファーが届けば、喜んで売却する姿勢だというが、ベンフィカにとって高額な移籍金と同選手の高額な給与がネックになると考えられていた。
そんななか、ベンフィカの会長である元ポルトガル代表MFルイ・コスタ氏がフェリックスの復帰について本音を吐露したという。英『METRO』が報じている。
「毎年この質問を受ける。ジョアンのような実力と才能を持つ選手を呼び戻すことができるならば、我々全員、そしてベンフィカファン全員がそれを望むだろう。2つのことを理解しなければならない。選手たちはフリーではなく、彼らはクラブと非常に高額な契約を結んでおり、移籍金も非常に高額だ」
「移籍金と給与の両方が非常に高額であり、その部分を尊重しなければならない。ベンフィカは素晴らしい選手を欲している。ジョアンは素晴らしい選手だ。
ベンフィカへの復帰はフェリックスにとって救いの手になると思われたが、現段階ではその望みは薄いようだ。