今季絶好調のデンベレ photo/Getty Images
クラブW杯の結果次第では確定か
日本時間16日の早朝4時にクラブW杯の初戦、アトレティコ・マドリード戦を控えたパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官ルイス・エンリケはウスマン・デンベレを称賛した。スペイン『as』が報じている。
28歳を迎えたデンベレは今シーズンキャリアの中で最高の時を過ごしており、公式戦49試合で33ゴール15アシストと大暴れ。リーグ・アン4連覇やクラブ史上初となるCL制覇など3冠達成に大きく貢献した。
バルセロナのラミン・ヤマルやハフィーニャらとのバロンドール獲得レースもリードしているという見方も強いなか、エンリケ監督は会見にてデンベレはバロンドールに相応しいかどうかを聞かれると、「私はこれらの賞には全く興味がない。それでもウスマン・デンベレは間違いなくバロンドールに値すると思うよ」とコメントし、チームのエースを称賛した。
これまでもワールドクラスの選手であったデンベレだが、好不調の波が激しい印象も強かった。しかし今シーズン、エンリケ監督に9番として起用されたデンベレはゴール関与だけではなく、守備面でも奔走。メンタル面での大きな成長を見せた。
ここから今度はクラブW杯に挑むPSGのエース、デンベレ。クラブ世界一の称号まで勝ち取れれば、バロンドールはより確実なものとなるが、今季欧州王者に輝いたPSGの戦いに注目だ。