オランダ代表のラインデルス photo/Getty Images
中盤でポジションを争うことになるか
クラブW杯の開催もあり、夏の移籍市場で早くも4人の新戦力を迎え入れたマンチェスター・シティ。全選手がクラブW杯のメンバー入りを果たしており、初戦からさっそくお披露目となるのだろうか。
新戦力の中での注目はやはり、ミランからやってきたタイアニ・ラインデルスだろう。今夏獲得された選手の中では最も移籍金が高額で、『BBC』によると、ボーナス含め総額は7000万ユーロほどになるという。
ラインデルスは中盤の選手で、ミランでは得点力のある選手としてチームに貢献してきた。イルカイ・ギュンドアンの後継者と呼ばれており、どのような活躍を披露してくれるのだろうか。
『Manchester Evening News』ではリコ・ルイスが新戦力であるラインデルスに言及した。スペインの優勝に終わったEURO2024の時から同選手に注目していたという。
「前回のユーロを見ていた時に友達と話したんだけど、彼(ラインデルス)は大会に出場したMFの中で最も好きな選手だったんだ」
「本当に素晴らしい選手で、攻撃を前進させる術を知っている。マンチェスター・シティの典型的なMFのようにボールを失わずにキープして、ゴールやアシストも決められる能力がある。とてもバランスの取れたMFで、私たちを助けてくれる存在になると思う」
近年シティの中盤は高齢化が顕著となっており、ラインデルスはスカッドの若返りに期待できる選手だ。シティでは8番での起用が予想されており、クラブW杯での活躍に注目したい。