RCランスでプレイするジュマ・バー photo/Getty Images
長身CBだ
24-25シーズンはこれまでの安定感から一転して、不安定なシーズンを過ごしたマンチェスター・シティ。ベテランが増えていたスカッドが過密日程に耐えられず、負傷者が続出し、プレミアリーグでの5連覇は逃してしまった。
そのためか冬の移籍市場では積極的に動き、オマル・マルムシュら5選手を迎え入れた。特にCBは新戦力が3人となっており、世代交代の色が強く感じられるマーケットとなった。
CBの新戦力の1人であるジュマ・バーは、アブドゥコディル・フサノフ、ヴィトール・レイスといったシティ残留組とは異なり、リーグ1のRCランスにレンタルで出されている。
アフリカのシエラレオネ出身の長身CBで、身長は195cm。冬加入ながら新天地では10試合のリーグ戦に出場している。
そんなジュマ・バーは経験を積むため来季もシティからのレンタルが予想されており、様々なクラブの名前が挙がっている。
『africafoot』によると、フランスであればパリFC、ドイツはケルン、イングランドであれば日本代表の菅原由勢が所属するサウサンプトン、田中碧がいるリーズが獲得に関心を寄せているようだ。
その中で獲得レースを一歩リードしているのがサウサンプトンである。すでに交渉を進めており、「最有力候補」とのこと。
サウサンプトンは新監督としてウィル・スティル氏を招聘している。スティル監督は昨季までRCランスを指揮しており、ジュマ・バーへの指導経験もあるため、そういったことが今回の移籍に影響しているのかもしれない。