見事なPKストップを見せたウスタリ photo/Getty Images
8セーブを記録
日本時間15日にクラブW杯がついに開幕し、インテル・マイアミとアル・アハリが激突。開幕戦は両者譲らずスコアレスドローで幕を閉じた。
マイアミのリオネル・メッシやルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツなど元バルセロナ組に注目が集まったこの試合。メッシは惜しくも外れたFKや後半ATのロングシュートなどスタジアムを沸かせたが、この日の主役になったのはマイアミの守護神GKオスカル・ウスタリだ。
現在38歳の同選手はヘタフェやボカ・ジュニアーズ、サンダーランド、パチューカなどを渡り歩き2024年よりマイアミでプレイしている。世代別のアルゼンチン代表にも名を連ね、メッシとは旧知の仲だという。
A代表ではわずか2試合しか出場していない同選手だが、この試合ではPKストップを含め、8セーブを記録。PA内でのシュートを5回セーブするなど、マイアミの救世主となった。
そんな中、米スポーツ専門メディア『The Athletic』はこの試合のMOMとなったウスタリを次のように称賛した。
「マイアミのメッシの仲間たちといえば、アルゼンチンのスーパースターと並んで走るセルヒオ・ブスケッツ、ルイス・スアレス、ジョルディ・アルバが思い浮かぶ。しかし、その中に忘れられている仲間がいる。彼はメッシの親しい友人であり、アルゼンチン代表のユース時代からの付き合いだ」
「38歳のウスタリは、当時猫のような反射神経を持つ細身のGKで、将来はA代表の一員になると期待されていた。しかし、アルゼンチン代表では2試合しか出場せず、母国やスペイン、メキシコのクラブを渡り歩いた。ウスタリは、サンダーランドでも短期間プレイした。土曜の夜、ウスタリはGKとして素晴らしいパフォーマンスを見せ、時計の針を巻き戻した」
さらに続けて「ウスタリはメッシの信頼できる盟友であり、ロッカールームでも尊敬される人物だ。この夜、彼はメッシにとってまさに必要な友人だった」と、躍動したベテランGKを讃えている。
アル・アハリのGKモハメド・シェナウィも好セーブを連発し、両チームの守護神が躍動した試合となったが、ウスタリの活躍がなければ、マイアミは前半の内に複数失点を許していた可能性も高い。
初戦を引き分けで終えたマイアミは日本時間20日の早朝4時にポルトとの試合が待っているが、ゴールマウスを守る守護神に注目だ。(データは『SofaScore』より)
再びビッグセーブ
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 15, 2025
守護神が魅せる
ウスタリが今度はPKストップbr>
FIFAクラブワールドカップ
アルアハリ×インテル・マイアミ
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