圧巻の破壊力!PSGが堅守アトレティコ・マドリードから大量4...の画像はこちら >>

先制点を決めたファビアン・ルイス(中) photo/Getty Images

攻撃陣が躍動

15日(現地時間)、FIFAクラブワールドカップ2025グループリーグ第1節でパリ・サンジェルマン(PSG)とアトレティコ・マドリードが対戦し、4-0でPSGが勝利した。

ヨーロッパの強豪同士の対戦となったこの試合は、開始5分以降はPSGがアトレティコ陣内でボールを保持する一方、アトレティコは守備のブロックを低い位置に敷いてカウンターを狙うという構図で進む。



こうした試合の流れからPSGが先手を奪う。19分、フヴィチャ・クヴァラツヘリアのパスを受けたファビアン・ルイスがペナルティエリアのわずかに手前付近から左足でシュートを放って先制点を決めると、前半アディショナルタイム1分には敵陣中央でボールを受けたヴィティーニャがそのままドリブルで前進して右足でシュート。これがゴール右隅に決まって追加点となり、PSGが2点リードで前半を折り返す。

苦しい展開となったアトレティコは、後半からはハイプレスを仕掛けるようになり、57分には敵陣でボールを奪ってからカウンター攻撃を繰り出し、最後はフリアン・アルバレスが右足でシュートを放ってゴールを決めたかに見えた。しかし、VAR判定の結果、ボール奪取の際にアトレティコの選手にファウルがあったとして得点は認められなかった。

その後も攻勢の手を緩めずゴールをめざしていたアトレティコだったが、78分にクレマン・ラングレが主審への抗議でこの日2枚目のイエローカードによって退場処分となり、一人少ない状況での試合を余儀なくされると、87分にはゴール前のこぼれ球をPSGのセニー・マユルに押し込まれて痛恨の3失点目を喫してしまう。

PSGは後半アディショナルタイムにもペナルティキックからイ・ガンインがゴールを決めて4点目。アトレティコ相手に4-0で快勝を収め、グループリーグ初戦を白星で飾った。

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