クラブW杯初戦を大量得点で勝利したバイエルン photo/Getty images
圧巻の強さを発揮
6月16日、アメリカ・シンシナティで行われたFIFAクラブワールドカップ2025の初戦でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンがニュージーランド王者オークランド・シティを相手に10-0の歴史的大勝を収めた。このスコアはクラブW杯史上最多の得点差記録であり、バイエルンが秘める世界屈指の実力を改めて世界に印象づける結果となった。
前半から試合は完全にバイエルンのペース。開始6分にフランス代表FWキングスレイ・コマンが先制点を挙げると、その後も立て続けにサシャ・ボエイ、マイケル・オリーセ、そして再びコマンが得点し、開始20分で4ゴールと大爆発。前半終了間際にもトーマス・ミュラー、オリーセとゴールを重ね、前半だけで6得点。前半から圧巻の強さを披露した。
後半もバイエルンの勢いは止まらない。後半61分から途中出場し、4月5日のブンデスリーガ、アウスクブルグ戦以来の公式戦出場になったジャマル・ムシアラが鮮烈なパフォーマンスを見せ、わずか17分間でハットトリックを達成。終了間際にはミュラーがこの日自身2点目となるダメ押しゴールを決め、スコアはついに2桁に到達した。
守備面でもバイヤー・レヴァークーゼンから新加入のヨナタン・ターが安定感を見せ、チーム全体でオークランド・シティに反撃の隙を与えなかった。また、後半には17歳MFレンナート・カールが途中出場し、将来を期待させるプレイを披露した。
この結果により、バイエルンはグループリーグ突破に大きく前進。一方で、セミプロ主体のオークランド・シティとの実力差があまりに大きく、「クラブW杯の大会形式やマッチメイクを再考すべき」との声も一部で上がっている。
次戦、バイエルンは南米王者ボカ・ジュニアーズとの対戦に臨む。初戦の勢いを維持し、今大会の優勝本命として頂点を目指す戦いが続く。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 15, 2025
ゴール (88:40)
Thomas Muller
Bayern Munich vs Auckland City FC
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