去就注目されるホイルンド photo/Getty Images
ユナイテッドは今夏攻撃陣を強化
マンチェスター・ユナイテッドでプレイするデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(22)は今夏の移籍市場での動きが注目されている。
ユナイテッド2年目を迎えた今シーズン、同選手はEL15試合で6ゴール3アシストという結果を残したが、プレミアリーグでは32試合で4ゴール1アシスト。
ホイルンドは契約を残すユナイテッドに今夏残留することを明言していたが、ルベン・アモリム監督は同選手に満足していないとも考えられている。またユナイテッドは今夏攻撃陣の強化に取り組んでおり、すでにマテウス・クーニャを獲得。さらにブライアン・エンベウモ、ウーゴ・エキティケの獲得にも動いており、彼らの去就次第でホイルンドは序列を落とす可能性もある。
そんななか、伊『Corriere dello Sport』によると、インテルがホイルンドの状況を注意深く見守っているという。アタランタでプレイ経験のあるホイルンドをインテルは長期的なストライカーとみなしており、ラウタロ・マルティネス、マルクス・テュラムに次ぐFWとして獲得を検討しているとのこと。またホイルンド自身も代理人にインテルへの移籍を希望していることを伝えているようだ。
しかし、契約条件が問題になる可能性がある模様。ユナイテッドは4000万~4500万ユーロ(約66~75億円)での売却のみを望んでいるのに対し、インテルは資金を他の選手の獲得に充てたいと考えており、買取オプション付きのレンタル移籍を希望しているとのこと。
インテルは現在クラブW杯に集中しており、まずはユナイテッドの攻撃陣の補強に関する動きを見守る予定だという。ホイルンドの獲得はエンベウモやエキティケ次第にはなりそうだが、インテルの今後の動きに注目だ。