パルメイラスとポルトは第1節で対決 photo/Getty Images
ボールの転がりが遅いと不満
クラブワールドカップ2025の開幕戦となったインテル・マイアミVSアル・アハリの一戦に続き、16日に行われたFCポルトVSパルメイラスの一戦もスコアレスドローに終わった。
やはり観衆はゴールを求めているはずで、スコアレスドローには物足りなさもあるだろう。
『The Athletic』によると、大会後にチェルシーへ加入することになっているパルメイラスFWエステヴァン・ウィリアンは、ピッチの状態があまり良くないと苦言を呈していた。
「ボールの転がりが少し遅くて、試合のペースが落ちていた。ピッチにもう少し水を撒いておくべきだったと思う。これは僕たちだけでなく、ポルトにとっても問題だった。試合が進むにつれて雨が降り、その影響でボールの転がりは少し速くなったけどね」
これはポルト指揮官マルティン・アンセルミも同じ感想を口にしていて、「ピッチのせいでプレイの精度が少し落ちてしまったように感じた。特に試合を加速させたい場面でね。いくつかミスもあったが、ただピッチの芝の状態は両チームとも同じ条件だ。適応する必要があったと思う」と振り返っている。
アメリカでは来年にワールドカップが控えており、ピッチ作りは課題の1つだ。昨夏アメリカで開催されたコパ・アメリカ2024では芝の状態が悪すぎると選手から不満が出ていたこともあり、今回のCWCは来年のワールドカップへ再度ピッチの状態を確認する貴重な場でもある。
さっそく選手たちから不満が出ることになったが、アメリカは来年のワールドカップへピッチレベルを上げていけるのか。