ホルシュタイン・キールの町野修斗 photo/Getty Images
今季ブンデスリーガで11ゴール
以前からホルシュタイン・キールの町野修斗に関心を示していたボルシアMGが獲得に向けた動きを本格化させつつあるようだ。
ボルシアMGでは板倉滉、ルカ・ネッツ、ジョー・スカリーの3選手が今年夏に他のクラブへ移籍することが有力視されていて、ドイツ紙『Bild』によれば彼らの移籍が完了して新戦力獲得のための資金を確保してからキールとの間で町野をめぐる交渉を開始する予定だったという。
しかし、町野同様に今夏の獲得候補としてリストアップしていたヘルタ・ベルリンのジョーダン・トルナリガがハンブルガーSV、バーゼルのレオン・アブドゥルがホッフェンハイムにそれぞれ移籍が決まり、ここで町野も逃せば来季のチーム構想に大きな変更を余儀なくされることからボルシアMG首脳陣は交渉開始時期の前倒しを決断し、既にメディカルチェックの日程についての話し合いも行われたと『Bild』は伝えている。
町野は2023年6月に湘南ベルマーレからキールに完全移籍で加入。1年目はブンデスリーガ2部で31試合に出場して5ゴールを記録し、クラブ史上初となる1部昇格に貢献。加入2年目となる今季も前線の様々なポジションで起用されながらリーグ戦32試合で11ゴールをマークし、チームの攻撃の牽引役を担った。
キールは残念ながら1年で2部降格となってしまったが、町野個人は来季もブンデスリーガでプレイすることになるかもしれない。