NBAのような選手入場スタイルを欧州サッカーに取り入れるのも...の画像はこちら >>

試合を前に整列する選手たち photo/Getty Images

アメリカ的なスタイル

サッカーの通常の試合では、選手が一列になってスタジアムへ入場するのが一般的だ。しかし現在アメリカで開催されているクラブワールドカップ2025では、選手が派手な演出とともに1人ずつ入場する形式が採用されている。

何ともアメリカンスポーツらしい取り組みだが、この方式を楽しんでいる選手の1人がチェルシーMFロメオ・ラヴィアだ。

観客数が少ないとの声もあったが、チェルシーは先日行われたグループステージ初戦でロサンゼルスFCに2-0で勝利。ラヴィアはこのゲームに先発しており、いつもとは違う選手入場スタイルを体験することになった。

英『TalkSport』によると、ラヴィアは楽しかったと振り返っていて、欧州のサッカーに取り入れるのも悪くないと考えているようだ。

「これは特別で新しいものだ。初めての経験で、楽しかったよ。プレミアリーグにも持ち込んだらどうだろう?ちょっとショーのような感じだね。気に入ってはいる。一度ピッチに入ったら他の選手を待たないといけないし、プレミアでは少し冷めてしまうかな?でも国際大会では常に新しいことを学べるし、それがこの大会の特別なところだと思うよ」

この取り組みは大会の全試合で採用される予定で、FIFAは来年のワールドカップでも決勝でハーフタイムショーを取り入れるなどアメリカの文化を積極的に取り込んでいる。サッカーファンの中には複雑な人もいるかもしれないが、こうした文化はサッカー界に定着していくだろうか。

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