クラブW杯 30度超えの気象条件で初戦引き分けたレアル アロ...の画像はこちら >>

クラブW杯から指揮するアロンソ監督 photo/Getty Images

ムバッペも発熱で欠場

レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督が、クラブW杯の試合開催日時に苦言を呈した。

同クラブは、現地時間18日に、マイアミで30度を超える暑さと湿度75%という気象予報が出る中、大会初戦を迎え、アル・ヒラル相手に1−1の引き分けに終わっていた。



この試合、レアルはアロンソ監督の初陣だったが、猛暑に加えてカルバハルやミリトンなどの主力DFを含む7人が負傷欠場。エースのムバッペも発熱のためベンチ外となる苦しい状況となった。

そして34分にゴンサロ・ガルシアのゴールで先制点をあげたが、41分にアル・ヒラルにPKを献上し同点に。追加点を奪えないまま引き分け濃厚の試合終了間際に逆にPKを獲得したが、そのチャンスも相手GKの好セーブに阻まれ、勝ちきれなかった。

『AS』によると、試合後に記者会見に出席したシャビ・アロンソ監督が、開催の日時について言及。「時間帯や季節がベストではないのは明らかだ」と指摘したという。

また気候以外にも勝利できなかった理由として「改善すべき点がある。何事も時間がかかるもの。我々はまだ3回しか練習をしていない。大会なので結果を求められるのは当然だが、我々が望むクオリティに達するには時間が必要だ」と弁明した。

続いて次戦のパチューカの印象を聞かれると「このグループのチームは、ほとんどが新しい監督だ。パチューカにもこのクラブと同じようなことが起こっている。
ただ彼らは強豪なので、厳しい試合になるはずだ」と語り、エース、ムバッペの体調については「回復状況を見守る必要がある。体調がここ2日間悪かったので様子を見なければいけない」と、依然として出場できる状態ではないことも明かした。

常に結果が求められる世界最高峰のクラブであるレアル・マドリード。この苦境を新任の監督がどう打開するか注目される。

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