マンチェスター・シティのフォーデン photo/Getty Images
復活となるか
クラブW杯グループG、マンチェスター・シティ対モロッコのウィダードACの一戦が行われ、2-0でシティが白星を挙げた。
この試合で存在感を発揮したのが、昨季不調に苦しんだフィル・フォーデンだ。
新戦力ラヤン・チェルキと中盤でコンビを組むと、様々なポジションに顔を出して攻撃を活性化。2分には早々にチームに先制点を呼び込むと、42分にはコーナーキックからジェレミー・ドクの追加点をアシストした。
『Manchester Evening News』の試合後採点ではフォーデンにチーム最高得点となる「8」を与え、「結果を残すべき選手として期待できる1時間だった」と評価している(60分にロドリとの交代でベンチに)。
『BBC』ではMOMに選ばれたフォーデンの試合後コメントを掲載している。
「パフォーマンスに満足しているし、勝ち点3を取れて嬉しい。粘り強くプレイし、(得点の場面では)ボールが足もとに落ちてきて、うまく決めることができた」
昨季は怪我とプライベートでの問題が重なり、不本意なシーズンとなってしまったフォーデン。それでもクラブW杯の初戦ではケビン・デ・ブライネ退団後の新チームをけん引できることを証明しており、今後の活躍にも期待できるゲームとなった。