マンチェスター・シティのロドリ photo/Getty Images
過度な期待は禁物だ
モロッコのウィダードACとの初戦を制し、クラブW杯では幸先の良いスタートを切ったマンチェスター・シティ。第2戦ではUAEのアル・アインと対戦する。
初戦ではラヤン・チェルキとタイアニ・ラインデルスの新戦力2人がシティデビューを果たし、存在感を示した。後半からは昨季大怪我に見舞われたロドリがピッチに立ち、60分から30分ほどプレイしている。
リヴァプールにプレミアリーグの覇権を譲った昨季のシティの不調は間違いなくロドリの不在が影響していた。攻守において彼を欠いたシティは安定感を失い、リーグ3位でのフィニッシュが精一杯だった。
このままいけば25-26シーズンでは開幕戦からロドリを起用することができる。中盤では新たな相方候補であるラインデルスとニコ・ゴンザレスが加わっており、どのような化学反応を見せるのだろうか。
しかし、ペップ・グアルディオラ監督はロドリに対する過度な期待は禁物だと『Manchester Evening News』で語っている。
「彼はもっと上を目指しているが、これは第一歩に過ぎない。頭で考え、マインドが最優先だ。しかし、同時にプロセスも重要になる。それは非常に大事なことだ」
「彼はまだ90分間プレイできないし、(復帰前のパフォーマンスに戻れるか)疑問もあるが、誰もが彼の復活を望んでいる。それと同時にすべてが順調だと彼を安心させたい」
ロドリは24-25シーズンの終盤に実戦復帰し、クラブW杯初戦で出番を得たが、まだ本調子とは程遠いパフォーマンスとなっている。