リヴァプール加入が決まったヴィルツ photo/Getty Images
攻撃の質は一気に上がる
20日、リヴァプールはレヴァークーゼンからMFフロリアン・ヴィルツの獲得を発表した。
当初から噂されていた移籍が正式に決まることになり、同じくレヴァークーゼンからリヴァプール入りするDFジェレミー・フリンポンと合わせ、リヴァプールサポーターは新シーズンへワクワクしているに違いない。
『ESPN』は、ヴィルツの加入でリヴァプールのチャンスメイクの質がアップすると期待をかける。2023-24シーズンのヴィルツはブンデスリーガで11アシストを記録しており、今季はそれを上回る12アシストを決めた。2シーズン合わせて23アシストを記録していることになるが、欧州5大リーグの同期間でこれより多くのアシストを記録したのはリヴァプールFWモハメド・サラー(28アシスト)のみとなっているのだ。
左サイドかトップ下に入る可能性が高いヴィルツと、右サイドのスペシャリストであるサラーが生み出すチャンスメイクは対戦相手の脅威となるはずで、センターフォワードの部分を解決できればリヴァプールの攻撃は欧州屈指のものとなりそうだ。
超攻撃型右サイドバックであるフリンポンもチャンスメイク力は高く、退団したトレント・アレクサンダー・アーノルドとは異なる攻撃性をプラスしてくれるはず。サラーとの連携も楽しみで、圧倒的な攻撃力で目指すはリーグ連覇&チャンピオンズリーグ制覇だ。
今季もCL制覇を狙えると評判だったが、ベスト16で優勝したパリ・サンジェルマンに競り負けてしまった。同メディアも今夏にCL制覇を狙う準備が整うか注目していて、ここまでの補強は順調と言えるのではないか。