水分補強するドルトムントのズーレ photo/Getty Images
2026年W杯でも同様の問題が起きそうだ
現在アメリカで開催されているクラブW杯。Jリーグからは浦和レッズが参戦したが、初戦、第2戦ともに白星を挙げられず、グループステージ敗退が決まった。
そんなクラブW杯だが、ある問題が浮上している。それは猛暑が続くアメリカの気候だ。
『BBC』によると、23日に開催予定のレアル・マドリード対パチューカの一戦は気温が38度、25日予定のベンフィカ対バイエルンは41度まで気温が上がると予想されている。
この猛暑に対し、多くの選手が不満を露わにしている。アトレティコ・マドリードのマルコス・ジョレンテはパリ・サンジェルマン戦後に「ひどく暑かった。この暑さでつま先が痛く、爪も痛い、信じられない」とコメントを残した。
また、ドルトムントはこの暑さの中で、控え選手を外で待たせるのは危険と判断し、一部の選手はロッカールームで試合を観戦していたという。ドルトムントのXではロッカールームに集まる選手たちの画像を挙げ、「この暑さでは理にかなっている」とポストしている。
アメリカの気候は変わりやすく、猛暑だけでなく、雷雨も選手たちを悩ませている。クラブW杯開幕後、5日間で4試合が延期されており、スケジューリングにも問題が出ている。
2026年のW杯では開催地にアメリカが含まれており、同様の問題が発生することになるだろう。
Our subs watched the first half from inside the locker room to avoid the blazing sun at TQL Stadium – never seen that before, but in this heat, it absolutely makes sense. #FIFACWC pic.twitter.com/5GYtMER1fQ
— Borussia Dortmund (@BVB) June 21, 2025