“市場評価額7億ユーロ差”の戦い インテルを追い詰めた浦和に...の画像はこちら >>

浦和は惜しくもインテルに敗れた photo/Getty Images

終盤まで1-0とリードしていた

21日にクラブワールドカップ・グループステージ第2節でインテルと対戦した浦和レッズは、終盤の2失点で惜しくも1-2と敗れた。

ここまでアジア勢に勝利がなかっただけに、浦和がインテルに勝っていれば今大会ここまででは最大のサプライズとなったかもしれない。



情報サイト『Transfermarkt』もインテルをあと一歩まで追い詰めた浦和の戦いに注目していて、両チームの『市場評価額』には約7億ユーロもの差があったと取り上げている。

「インテルはラウタロ、カルボーニのゴールで勝ち点3を掴んだが、浦和に今大会最大の番狂わせを起こす寸前まで追い詰められた。両チームの選手市場評価額には7億ユーロ以上もの差がある。インテルはチーム全体の市場価値が7億2180万ユーロで、今大会6番目に市場評価額が高いチームだ。対する浦和は僅か1985万ユーロで、これは下から4番目だ。ゴールスコアラーを比較しても、先制点を挙げた渡邊凌磨は130万ユーロ、ラウタロは今のセリエAでNo.1となる9500万ユーロだ」

浦和は1点のリードを守ったまま終盤を迎えたが、耐え切ることができなかった。浦和がシュート5本だったのに対し、インテルは26本も打っている。枠内に飛んだのは4本だけだが、インテルがポゼッション率82%を記録するなど攻め続ける展開だった。

思うようにボールを回収できず、自分たちの時間を作れなかったことが終盤の逆転負けに繋がったか。最後はインテルが底力を見せる結果となったが、浦和が今大会最大級のセンセーションに近づいたのは確かだ。

2連敗の浦和はグループ敗退が決まったが、まだ最終節・モンテレイ戦が残っている。勝ち点3を獲って大会を締め括ってほしいところで、日本勢にとっても新CWCでの1勝には意味がある。



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