エヴァートンのベト photo/Getty Images
エヴァートンの攻撃陣を支えた
マテウス・クーニャを獲得し、攻撃陣に新戦力を迎え入れたマンチェスター・ユナイテッド。ウルブズではシャドウで起用されており、ルベン・アモリム監督のもとでも同様のポジションでの活躍が期待されている。
次にユナイテッドが獲得を目指しているのが、そのクーニャのひとつ前のポジションであるCFだ。ターゲットはスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュで、アモリム監督のスポルティング時代の教え子である。
ギェケレシュはポルトガルリーグでは敵なしの存在であり、昨季はリーグ戦で39ゴールと凄まじい数字を記録した。
『THE Sun』ではある人物がユナイテッドはギェケレシュではなく、エヴァートンのFWべトを獲得すべきだと進言している。その人物はベトの古巣であるポルトガルのウニオン・タレスで会長を務めるフェルナンド・ロペス氏だ。同氏はベトを高く評価しており、新戦力クーニャの完璧なパートナーになると発言した。
「ギェケレシュはアモリム監督とスポルティングでともにプレイしており、誰もがユナイテッドでも彼を獲得するだろうと思っているが、プレミアリーグとポルトガルリーグはまったくの別物だ」
「強力なフィジカルを持つ選手が多く、守備がコンパクトで、より競争力のあるリーグになっている」
「ベトはフィジカルに長けた選手で、DFと戦ってもデュエルに負けることはない」
「モイーズ監督のエヴァートンでは彼がDFにとっていかに止めるのが難しい選手であるかを証明した」
ベトはギニアビサウ代表のFWで、2023年からエヴァートンでプレイしている。194cmと恵まれた体格の持ち主で、昨季は35試合に出場して12ゴール1アシストを記録した。
ロペス氏の言うようにフィジカルを強みとする選手で、屈強なプレミアリーグのDFをものともしないパワーの持ち主だ。イングランドでの経験もあるため、手堅い選択肢といえそうだが、ユナイテッドは今夏どのストライカーを迎え入れるのか注目したい。