ナポリがマンチェスター・シティからグリーリッシュ獲得を検討 ...の画像はこちら >>

シティのジャック・グリーリッシュ photo/Getty Images

今夏の移籍が有力視されている

ナポリがマンチェスター・シティからジャック・グリーリッシュの獲得を検討しているようだ。

2021年8月にアストン・ヴィラからシティに加入したグリーリッシュだが、プレミアリーグでのゴール数もしくはアシスト数が二桁に達したシーズンは一度もなく、入団当初の周囲の期待に見合う活躍を見せているとは言えない。



今季もリーグ戦には20試合に出場しているものの、そのうち先発出場はわずか7試合に終わり、チーム内での序列低下は明らか。現在開催中のFIFAクラブワールドカップ2025の帯同メンバーからも外れるなど、今年夏の移籍が有力視されている。

こうした中、イギリス紙『The Sun』によれば、ナポリがグリーリッシュの獲得に興味を示しているという。既にシティからフリートランスファーでの入団が決まっているケヴィン・デ・ブライネにアントニオ・コンテ監督がグリーリッシュについて尋ねて意見を求め、これに対してデ・ブライネはグリーリッシュの獲得を勧めたとも同紙は伝えている。

ナポリとシティとの間で交渉がまとまるかどうかは、移籍金次第だろう。ナポリは最大5200万ユーロ(約87億4000万円)まで支払う用意があるという。ドイツメディア『Transfermarkt』はグリーリッシュの現在の市場価値を2800万ユーロ(約47億円)と算出していて、これを考えればナポリからのオファーは決して悪いものではない。

しかし、シティはアストン・ヴィラからグリーリッシュを獲得した際に1億1700万ユーロ(当時のレートで約152億円)を移籍金として支払っていて、これと同等の金額にシティが拘った場合には交渉が難航する可能性が高い。

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