バイエルンのエースとしてCWCに参加しているケイン photo/Getty Images
CWCでの経験をどう代表チームに持ち込むか
10-0で大勝した初戦のオークランド戦に続き、クラブワールドカップ・グループステージ第2節でアルゼンチンのボカ・ジュニアーズを2-1で撃破し、早々にグループ突破を決めたバイエルン。
この大会で優勝を目指すことはもちろんだが、来年にはワールドカップ北中米大会が控えている。
バイエルンとイングランド代表のエースであるハリー・ケインもその1人だ。アメリカでは猛暑が問題となっているが、ケインはその環境にも適応していけるはずだと語り、今回のCWCを来年へ活かしたい考えだ。
「サッカーにはつきものだし、適応する必要がある。僕もそうだが、来夏ここでプレイするイングランド代表の選手たちにとっても素晴らしい経験だ。ピッチで汗を流し、体から汗が滴り、足がつり、全てを出し切った時に特別な感情が生まれるんだ。特に勝った時はね」
「代表選手同士で連絡を取り合っているわけではないけど、今後の代表合宿で(アメリカの気候に)どう適応していくか、どのようなトレーニングをしてきたか話し合う予定だ。来夏は間違いなく厳しい戦いになるから、今夏の経験は良いものだよ。この経験を強みとして活かさないとね」(『Daily Mail』より)。
すでに来年のワールドカップへの戦いは始まっており、代表監督のトーマス・トゥヘルも現地アメリカで今回のCWCを何試合か観戦しているという。
暑さ対策も来夏のワールドカップへ重要なポイントになるのは間違いないだろう。