アトレティコの指揮官シメオネ photo/Getty Images
勝ち点6で並ぶも
アトレティコ・マドリードはクラブW杯グループステージ敗退が決定し、ディエゴ・シメオネ監督は肩を落とした。
グループステージ初戦でパリ・サンジェルマン(PSG)に0-4の大敗を喫したアトレティコだったが、続く第2戦はシアトル・サウンダーズに3-1の勝利。
やはり初戦の4失点がこの得失点差での敗退に響いたが、シメオネ監督は試合後、クラブW杯を次のように振り返った。
「これはとても素晴らしい、エキサイティングなトーナメントになることは事前にわかっていたが、ヨーロッパの選手たちにとってはシーズン終盤、南米の選手たちにとってはシーズン真っ只中というタイミングだった」
「最初の試合は結果以上に、チームにまとまりがなかったため、残念だった。シアトル戦では前半は良いプレイを見せた。今日はいつものように激しいプレイ、ゴールを求めるプレイでチャンスを作ったが、運に恵まれずゴールを決めることができなかった」
「我々はPGSやボタフォゴのいるリーグにはいないが、リベルタドーレスとチャンピオンズリーグの優勝チームと同じポイントを獲得し、惜しくも敗退した。それがサッカーの素晴らしいところだ。我々は近づいているが、いつも少し足りないと感じてしまう」(スペイン『as』より)
24-25シーズンの前半は好スタート切ったものの、最終的には無冠に終わったアトレティコ。そのため昨夏に続き今夏の移籍市場でも積極的な動きを見せることが予想されている。来シーズンのタイトル獲得に向け戦力アップを図るアトレティコの補強にこれからは注目だ。