欧州復帰が噂されていたネヴェス Photo/Getty Images
中盤刷新候補に浮上
アル・ヒラルに所属するルベン・ネヴェスが、レアル・マドリードの今夏の補強リストに加えられたという。『Fichajes』が伝えている。
28歳の同選手は、かつてプレミアリーグのウォルヴァーハンプトンで主将を務めるなど、確かな実績と経験を持つ。アル・ヒラルへ移籍した際には「欧州復帰から遠ざかる」との見方もあったが、そこでの活躍ぶりは予想を覆している。
サウジ・プロリーグでは、冷静なゲームメイクと強烈なミドルシュートで存在感を発揮。同クラブの中心選手として定着している。こうした継続的なパフォーマンスが、レアルの目に留まった形である。
『Marca』などによれば、新指揮官シャビ・アロンソの戦術に適合する選手が求められる中、経験と即戦力性を兼ね備えたネヴェスは理想的な補強ターゲットと評価されている。現在の中盤にいる一部選手は、アロンソのスタイルと合致しておらず、来季に向けた再編が予想される。
ネヴェス自身も欧州復帰に前向きな姿勢を見せており、レアル側も水面下で交渉を進めているとされる。まだ正式なオファーは出されていないものの、条件が整い次第、急展開を見せる可能性がある。
レアル・マドリードにとって、影響力を放つ司令塔のネヴェス獲得は、中盤の未来を形作る決断となるかもしれない。